真偽値 – Dart逆引きリファレンス
真偽値(Booleans)
条件による処理の分岐をしたい
IF文を使用します。書式はJavaScript等と同様のものとなります。
num number = 0; if (0 < number) { print('Positive'); } else if (number < 0) { print('Negative'); } else { print('Zero'); } [/javascript] <h3 id="item_02">条件によって異なる値を変数へ代入したい</h3> <p>三項演算子( ? : )を使用します。</p> <h3 id="item_03">空文字のチェックをしたい</h3> <p>Stringインスタンスが持つ「<strong>isEmpty</strong>」メソッドを使用します。</p> String empty = ''; if (empty.isEmpty()) { print('Empty.'); } else { print('Not empty.'); }
ゼロ値のチェックをしたい
ゼロ値のチェックには関係演算子「==」を使用します。
var isZero = (num number) => number == 0; isZero(0); // == true
ヌル値のチェックをしたい
ヌル値のチェックには関係演算子「==」を使用します。
var isNull = (Object obj) => obj == null; isNull(null); // == true
NaN値のチェックをしたい
NaN値のチェックにはメソッド「isNaN」を使用します。
num number = 0 / 0; number.isNaN(); // == true
未定義値のチェックをしたい
Dartは未定義値(undefined)の概念を持たない為、チェックを要することはありません。
厳密な等価「===」をチェックしたい
「==」が既に型の相違を偽とみなす為、「===」を使用する必要はありません。
文字列は、異なるオブジェクトでも構成される文字コードが一致すれば真となります。
var number5 = 5; var char5 = '5'; number5 == char5 // == false, JavaScriptでは「true」となる number5 === char5 // == false var letterA = 'A'; var charA = new String.fromCharCodes([65]); letterA == charA // == true
備考
「JavaScriptにみられる『!object』のような条件式は用いない!」と心に留めておくと良いと思います。(^^)